
院長の鳥尾です。
乾燥状態が続くとウイルスの活動が増すなどと世間では言われていますよね。
今の時期ですとインフルエンザがピークになっています。
ウイルスの場合、60%-70%湿度を保てば活動が抑えられると言います。
皆さんのお部屋は大丈夫ですか??
インフルエンザウイルスはたった1つの飛沫でも感染する可能性があるそうです。
ちなみに1回のくしゃみで40000個飛沫するそうです。(怖いですね)
感染には、3種類に分類されます。
経口感染・・・口やのどにウイルスが直接入る感染。
飛沫感染・・・くしゃみなどから発生した飛沫を吸い込む感染
接触感染・・・ウイルスが付着したものを接触により、手を通じて感染
予防には、「手洗い」「うがい」「マスク」が有効といわれています。とても重要なのは「手洗い」です。
ちなみに、インフルエンザウイルスは石鹸の泡に30秒以上包まれると死滅する、とも言われています。
「うがい」は、1~2回目は、口腔の手前側中心に軽くゆすぐ感じで行います。3回目以降は奥の方までゆすぎます。1回目に奥をゆすがないのは、ウイルスの付着防止の為です。
また、ウイルスは粘膜などに付着したら20分くらいで細胞内に侵入します。ですので自宅に帰ってからのうがいはあまり意味がありません。頻回の「うがい」が必要です。
「マスク」は物理的な方法で侵入を防ぎます。
接触感染の防止と、相手に移さない意味合いを持ちます。
参考までに私達医療従事者は、『1行為1手洗い』『肩から上は不潔ゾーンなので触らない』を徹底をしています。
加湿器・空気清浄器も設置も必須です。
最近は乾燥状態が続いているので、屋外と院内の湿度差がありすぎ、メガネをしている患者さまからは、レンズが一瞬で曇るので大変です。
これからはスギ花粉のシーズンです。加湿器・空気清浄器のご用意を・・・・。