
院長の鳥尾です。
皆さん、杖の持ち手ってどちら側か分かりますか?
患側(悪い方の足)ではなく、健側(良い方の足)なんです。
右足が悪ければ、左側で突くのですよね。
1本杖の高さですが・・・・・・・簡単な方法は4つ
1. つま先から15cm外側に杖を立てて、肘の角度が30度くらい曲がった高さ
2. 立った状態で股関節外側の少し出ている骨(大転子)の位置(ズボンポケットの位置あたり)
3. 身長÷3+3の長さ
4. 手を下ろした状態で手首(橈骨茎状突起)の位置
なんですね。だいたい4つともに計測すると同じ位置にきます。
腰が曲がっている方は、 曲がった状態での立位の身長÷2+3です。
患者さまの杖で確認して思うことですが、毎日使うものなので日々のメンテナンスも必要です。
杖先ゴムの片ベリや、調整リングの緩みなど、高頻度で再調整必要な方が多いです。
もし、ご家族で使っている方がいらっしゃいましたら、高さの確認だけではなく、杖の状態も確認してみてくださいね。