
おはようございます、院長の鳥尾です。
昨日に続き、今日は「こむら返り ストレッチ編」を紹介しますね。
完全にこむら返り(痙攣)が起きてしまった時は、痛みが強くストレッチなど行えない状況になることが多いです。
今回のストレッチは、こむら返りが起きそうになる前に行うと効果的です。
≪良く効くツボ≫
ふくらはぎがつる時 → 「承山(しょうざん)」
場所: ふくらはぎの中央ライン上。アキレス腱から上に沿っていくと、腓腹筋という内外の大きな筋肉との谷間にあります。
お足の裏がつる時 → 「足臨泣(あしりんきゅう)」
場所:足の甲の部分。足の4番目の指と5番目の指の間を甲側に沿って押していき少し窪んでいる所
痛みが出ない程度に、5秒間の持続圧×5回 行ってください。
≪ストレッチ≫
自宅でも簡単にできる2種類のストレッチを紹介します。
下の画像は、特に腓腹筋(ふくらはぎ上側)を伸ばすストレッチです。
① 伸ばしたい足を1歩後ろに出します(画像では左足)
② 腰を壁方向へ前方に近づけます。
※ポイントは、踵(かかと)を浮かさないようにしてください。
次は、ヒラメ筋(ふくらはぎ下)のストレッチです。
① 踵をできる限り壁面に近づけます。
② 腰を壁方向へ前方に近づけます。
【ご注意】
・痛みが出ない範囲で息を止めずに行ってください。
・反動をつけずに、持続的に15-30秒間行うと効果的です。
・足がつってしまってから、歩いても痛みが出る方は、ストレッチを行わないでください。
また、何日も継続して足がつる方、痛みが伴う方は、治療が必要ですのでご相談ください。